指導者の責任。バレエから学んだ大切な事。
こんにちは、理学療法士の山本です。
最近、よく思うことがあります。
指導者の責任についてです。私は十~二十代のころバレエをしていました、そのときからいろいろな怪我を経験し、
膝の前十字靭帯断裂、内側半月板損傷ではそれぞれ手術をしました。
手術をしたらよくなると思われがちですが、実際はそうではなく、一生継続して失ったものを補う努力をしないといけません。
また、膝以外の問題も元々あったことに気づき、股関節の形成不全や10年以上ほったらかしにしていた足関節の怪我など、二次的におきている隠れた怪我も
たくさんしていることに気づきました。10年たった現在その怪我に悩ませられています。
指導者として、身近に控えている舞台、大会、コンクールなどの成功に向かって全力で指導に励むのは尊いことだと思います。だけど、それよりも大切なことは、
一人の生徒が一人の指導者の教え方によって90年、100年と付き合っていくカラダをつくっている、そう考えると責任は重大ではないかと。
怪我はつきものだから、仕方ない。という回避的な考えよりも指導者もカラダのこと、きちんと勉強していかなければならないと思います。