【5月料理教室】日本酒にも合う!出汁を使った和のお料理。
こんにちは、管理栄養士の鳥飼です。
少しずつ気温があがり、冷酒がおいしい季節になってまいりましたね!それに伴い、
近頃、からだにいいおつまみは?どんなものなら食べてもいい?と聞かれることが多くなってきました。
そこで今回の料理教室では、「日本酒にも合う!出汁を使った和のお料理」をテーマに、体にやさしくおいしい!出汁をきかせた和のお料理を5品作らせていただきました。
《実践献立》
主食:そら豆の飯蒸し
主菜:つくねの木の芽あん
副菜:焼ききのこの明太子和え、こんにゃくの辛子酢味噌添え、ミニトマトのお浸し
主食のごはんは、そら豆の飯蒸し。ほくほくのそら豆にあうように、ともち米にしました。先付けや箸休めに出しても喜ばれます。おにぎりにして、桜を添えれば目にもおいしいですね。
副菜はお浸しを2種類。トマトはよく出汁がしみるように湯むきして、きのこはしっかり焼き目をつけてから出汁に浸します。香ばしい焼き色は減塩効果はもちろん、出汁がしみこみやすくなる利点もあります。
副菜をもう1品。こちらはお酢を使ってさっぱりと辛子酢味噌和えにしました。辛子やわさびのツン!と鼻に抜ける香りとキリリと冷えた日本酒、よく合いますよね。それでいて減塩効果も!ダブルでおいしい。
お酒を飲むと、その分摂取エネルギーが高くなりますので、こんにゃくやきのこなど低カロリーの食材をうまく取り入れましょう。なによりこんにゃくやきのこなどの滋味深い味は、お出汁をつかった味付けがよく合います。
そして今回の主菜、つくねの木の芽あん。生の鶏肉一度に火を入れると固い仕上がりに…。はんぺんを入れる、という方法もありますが、今回は鶏肉の半量を酒入りし、生のひき肉を加えて、すり鉢でよくあたりました。手間暇かかりますが、ぜひ受け継いで欲しい日本のおかずです。油で香ばしくカラリと揚げたら、荒く刻んだ木の芽を加えた黄金のあんをかけて完成。おもてなしにもぴったりです!
これから暑くなり、ビールや日本酒、よく冷えた白ワインなどなど…お酒のおいしい季節になりますが、お酒の飲み過ぎや外食中心のバランスの悪い食事は肥満の原因に。そして肥満は、高血圧や糖尿病、脂質異常症など内科的疾患はもちろん、膝痛や腰痛などの原因にもなります。
なかなか体重が減らない。おいしいものを我慢できない。などなど…
どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。当院では、『今一番、何を知りたいのか。』その声をいち早く料理教室に取り入れていきたいと思います!
《6月の料理教室》
次回は6月17日(土)11:00~、テーマは『サンドイッチ』です。
詳しくは追ってご連絡致しますね。ご予約・お問合せはTEL 092-716-5550 まで。
管理栄養士:鳥飼