【免疫力UP】感染症対策には手洗い・うがい・ビタミンACE!
こんにちは、管理栄養士の濵田です。
今年ももう残り僅かですね。
最近はインフルエンザや風邪、感染性腸炎などが流行っていると聞きました。
ニュースでもよく目にしますね。
手洗い、うがいの徹底、火を通す食品はしっかりと加熱するなど、日頃からの注意が必要ですね。
それに加えて、食事からも免疫力を高めていきましょう!
免疫力UPに役立つ、代表的なビタミンをご紹介します!
◎ビタミンACE(エース)
ビタミンA・C・Eはそれぞれ抗酸化作用を持っていますが、3つ揃うと更にその効果を発揮します。
抗酸化作用による免疫力UPや、美肌効果、動脈硬化予防などに役立つことでしょう!
ビタミンAはレバーやうなぎ、人参、モロヘイヤ、ほうれん草などに多く含まれています。
ビタミンCは芋類や果物、ブロッコリーやケールなどの緑黄色野菜に多く含まれています。
ビタミンEはアーモンドや落花生などのナッツ類、アボカド、オリーブオイルなどに含まれます。
ビタミンA・Eは脂溶性ビタミンになりますので、脂質を含むものと一緒に摂ることをお勧めします。(キャロットラペ、ほうれん草のソテーなど)
ビタミンCは水溶性ビタミンである為、茹でる、煮るなど、水の中で調理すると損失が大きいです。また、熱にも弱い性質があります。ビタミンCの損失をなるべく少なくするためには、サラダなど生で食べる、蒸す、レンジ調理などの水にさらさない、短時間の加熱の調理が良いですね。ただし、芋類のビタミンCは加熱後も損失が少ないので扱いやすそうですね。
◎ビタミンD
カルシウムの吸収促進に役立つとして有名なビタミンDですが、免疫機能調節に働きかけるビタミンとしての機能もあり、コロナ禍で注目されたビタミンでしたね。
きのこ類や鮭、鯖、あじ、いわしなどの魚に多く含まれています。
ビタミンDは脂溶性ビタミンになりますので、A・E同様脂質を含むものと一緒に摂ると良いでしょう。鮭ときのこでホイル焼きにしてみたり、炒め物や肉料理にきのこを添えても良いですね!
気温も一気に下がって冬も本番になってきましたね。
外出の際は暖かくしてください。
2023年の栄養コラムは以上となります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
スポーツ・栄養クリニック
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