フォームローラー×ピラティス 勉強会
先日行った当院スタッフ向けの勉強会の活動報告です。
今回はフォームローラーを用いた背骨の動きを蘇らせる
エクササイズについて、実技を中心に皆で実践の確認をしました!
みなさんは腰の張りや首・肩のコリはありますか?
おそらく多くの方が、頷いてくれていると思います。
デスクワークによる現代病または未病の代表的な一つです。
この原因の一つとして、筋肉の過度な緊張があります。
これを医学用語では、筋の過緊張と呼びます。
では、力を抜けばいいかというと、そう簡単にはいきません。
横になったとしても、無意識の緊張が継続してしまっていることが多いのです。
この無意識の筋肉の緊張を落とすための便利グッズが
こちらのフォームローラー!!
持っている方も多いかもしれませんが、
使い方のバリエーションが少なかったり、
飽きてしまい、しまいっぱなしの方も多いのではないでしょうか?
今回はこのポールの効果を最大限に引き出すポイントをお伝えします。
体操の効果を高めるための順番です。
1、身体の筋肉の過度な緊張を落とすためのリラクセーション
2、緊張が取れた中での関節や筋へのモビライゼーション
3、可動域が向上した中での筋力トレーニング
まずは1、のリラクセーションから。
ポールの上に仰向けになって、ゴロゴロ動かして緩めますが、
効果的に緩めるためのコツがあります!!
肩甲骨まわりの筋肉を緩めるための「肩甲骨の突き出し、引き込み体操」
腰まわり、股関節まわりの筋肉を緩めるための「足裏バイバイの体操」
そして全体を緩めていく「クラゲのようなゆらゆら体操」等を行います。
過緊張がある場合、これで筋肉の緊張が「すっとーーん」と落ちることを実感できます。
さらに、2、3、として私たちのクリニックでは
ピラティスを運動療法に取り入れていますので、
フォームローラーを使ったマットのピラティスの体操へ。
・緩みやすいお腹まわりの筋肉を鍛える体操、
・背骨を一個一個動かすブリッジの体操、
・猫背改善のピラティスのスワンの体操もポールを使うと効果的!
・動きにくい胸郭(胸のまわり)を動かすマーメードの体操!
・安定した体幹を目指す四つ這いの体操!
これらを組み合わせていくことで、
良い姿勢や痛みが出づらい姿勢の獲得につながっていきます。
自分で触れられず、動かしづらいところも
フォームローラーを使ってアプローチしていくことで、
ご自宅でも効果的に身体の機能改善を目指せます!
当院では徒手的なアプローチはもちろん、
小道具を使ったアプローチや自主トレをお伝えしていき、
痛みの根本原因を解決するために姿勢とカラダの使い方に対して
理学療法とピラティスを活用しています。
フォームローラーの詳細な使い方を知りたい方は、
クリニックでお待ちしております!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
スポーツ・栄養クリニック代官山
03-6416-1674