体重コントロールは『体重』ではなく『体組成』を見よう! 当院にてINBODY測定可能です
みなさんこんにちは。管理栄養士の小森です。
〇皆さんは自分の体組成をみたことはありますか?
現在は自宅で体組成を計測することが可能になっています。自分の体脂肪、筋肉量を自宅で簡単に知ることが出でき、ボディコントロールをする上で便利になりました。
やせ・肥満の判断に用いられる指標でBMIがあります。これは体重と身長が分かればだれでも出すことが出来ます。
【BMIの計算式:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】
日本での標準は18.5~25.0までとされており、18.5以下で『やせ』25.0以上で『肥満』と判断しますが、体重の数字だけで判断して、その中で筋肉と脂肪の分布の割合は考慮されていないために、BMIだけで正確にやせ・肥満を判断するには十分ではありません。
実際に、筋肉が豊富にある方でBMIが25を超える方もいらっしゃいます。
つまり、『体重』という数字ではなく、身体を構成する基本成分である体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪などの『体組成』を知る事が体重コントロールのプランを立てていくうえで重要になります。
当院にあるInbodyは体脂肪、筋肉量はじめ体水分量、ミネラル、タンパク質量など約40項目の結果を60秒で測定することができます!
主な測定可能な項目は以下の通りです。
・体重 ・筋肉量(部位別)
・BMI ・ウエストヒップ比
・肥満評価 ・体脂肪量
・体脂肪率 ・基礎代謝量
・内臓脂肪断面積 ・体水分量(部位別)
・細胞内水分量(部位別) ・細胞外水分量(部位別)
・ECW/TBW(部位別) ・タンパク質量
・ミネラル量 ・インピーダンス(部位別、周波数別)
・適正体重 ・体成分履歴(10回分測定結果)
私は去年入社して十年以上ぶりにInbodyで自分の体組成を知りました。
中高は部活動でそれなりに動いていたことから、代謝や筋肉量には自信があるつもりでした。しかしいざ測ってみると筋肉量、基礎代謝は当時から随分と落ち、その代わり体脂肪が上昇しつつあることが分かりました。さらに体重は高校時より減少傾向でしたが筋肉の低下によるものだったことが明らかとなりました。自分のことを知ったつもりでいても、実際見てみると自分に不足の要素、課題が見つかる結果となりました。
ちなみに結果用紙はこのようになっています。
他4枚の資料には周囲長、筋肉周囲長、脂肪の厚さなどを各部位に分けてみることができ、運動原則や運動ポイントなども細かに記載されていますので今後の運動習慣への取り組みに向けてプランを立てやすくなっています。
体重の表面的な数字ではなく、体組成を知っておくことはとても大切です。からだの構成を知り、見つかった課題を早期に改善することが結果として外見のみならず生活習慣病をも予防し得るからです。
最近はInbody測定のために来院される方が増えてきております。皆さんも一度、自分の身体がなにによって構成されて、どのようなバランス状態なのか調べてみませんか?
≪Inbody測定≫
〇測定料金:1,980円※測定後はスポーツトレーナーや管理栄養士からのフィードバック付き
ボディコントロールをしている方、筋肉をつけたい方、食事でのお悩みなどありましたらご相談下さい!
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スポーツ栄養クリニック 福岡
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