梅雨に入ると、下半身が冷える、浮腫む、頭が重く痛い、、、というお悩みをよく聞きます。実はこれらの症状、梅雨の時期の特徴で、湿気が体に侵入し、その影響から来るものだと考えられています。
水はけの良い体を作り、むくみ知らずで過ごすためには、水分代謝を上げて、水分の巡りをよくしておくことが大切です。またこの季節に弱りやすい脾(胃・腸)のケアも大切になってきます。
そこで6月の料理教室では、胃・腸の働きをケアし、体から湿気を追い出す食材を使った養生ごはんを作りました。
講義では、梅雨におすすめの食材として、
①脾(胃腸)の機能を補う食材
②体にたまった余分な水分を排出する食材
③体を温め、体内の水分代謝を高める食材
④体内の気の巡りをよくすることで、湿邪を追い払う食材
をご紹介。
体を温め、水分代謝を高める食材といえば生姜がメジャーですが、実は生の生姜と加熱した生姜では成分・効能は大きく変化します。
そんな生姜の使い分けや、旬の食材の見極め方、旬の野菜・走り~盛り~名残り別おすすめの調理方法、定番のお浸しを初夏仕様にするポイント、山椒のおすすめ保存方法と活用法、豚しゃぶを柔らかく仕上げるポイント、などなど…今回も盛りだくさんの3時間となりました。
初夏の献立
主食 とうもろこし御飯
主菜 レタスと豚肉の冷しゃぶ 辛み胡麻だれ
副菜 夏野菜のお浸し 山椒醤油オイル添え
汁物 蒸し茄子と三つ葉のお味噌汁
箸休 新生姜と茗荷の甘酢漬け
今回も、和気あいあいとたのしい料理教室となりました。
ご参加いただいた皆様、お問い合わせ・キャンセル待ちしてくださった皆様、本当にありがとうございました!
次回は8月16日(土)11:00~13:30夏バテ予防&対策のお手当ごはんをテーマに開催予定です。
また来月は7/28(土)11:00~13:30「発酵食品を使った作り置き」をテーマに、管理栄養士の笹村望さんが開催します。こちらもあと若干名お申込み受付可能です!
ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。