福岡市・薬院、東京都渋谷区・恵比寿、代官山の整形外科・スポーツ整形・リハビリテーション「整形外科 スポーツ・栄養クリニック」

なぜ、ごはんを作るのか。

87,600回。

 

これは、なんの回数だと思いますか?

 

 

 

87,600回とは
人間の寿命を80年と仮定して
1日3食食べる食事の回数です。

(母乳、離乳食も含んだ回数ですね。)

 

 

今、本屋さんやコンビニには

絶えず、新しい料理本があり

 

それだけ料理の需要があるのかなと思っています。

 

 

私達は、食べた物でカラダが作られます。

 

 

カラダの調子が良いと、

仕事もはかどりますし

なにより、気分が良いです。

 

 

気分が良いと、自然と笑顔が増えて

周りの人にもそんなあなたを見て

笑顔になって。

 

 

良い循環が起きます。

 

 

 

 

ただ、今の時代は

みんな、忙しい。

 

 

仕事の為に睡眠時間や食事の時間を削る

というのも、今では珍しくない光景になりました。

 

 

 

朝ご飯でしょうか。

駅のホームで、シリアルバーを食べながら携帯をさわる学生。

 

 

残業で帰りが遅くなった時。

近くのコンビニで、焼鳥だけ買って

家に帰って、なんとなく食べる。

 

 

その、なんとなくで食べたものの積み重ねが

5年、10年後になって

カラダの不調となってある日いきなり現われます。

 

 

カラダが不調になると、

仕事がはかどらなかったり、

生活に支障をきたすこともあります。

 

 

 

その時になって初めて

もっと、ちゃんとした食生活をすればよかった。

 

と思われる方が多いです。

 

 

日本人の食事の基本は

ごはん・おみそしる・お魚・お野菜などの小鉢。

 

食事を整えたいと思った時には

こういったのもを作って食べれば

まず、間違いありません。

 

 

 

 

 

「料理なんて、できません。」

 

 

“料理ができる”

って、どんな人の事をいうのでしょうか。

 

・たくさんの種類を作ることが出来る人?

・レストランで出されるようなものを作ることが出来る人?

・出汁からとった和食を作れる人?

・人から「すごいね!」と言われるようなものを作る人?

 

もちろん、これらができるにこしたことはないですが、

今話題の

インスタ映えの料理を作れるようになる必要はありません。

 

 

大切なことは、

自分が、その料理を食べて

カラダもココロも満たされるのか。

 

 

コンビニのご飯が悪いとは、全く思いません。

 

ただ、コンビニでご飯を選ぶときも

なんとなく、選んでいませんか?

 

 

“最近野菜不足だから、野菜が多めのものを選ぼう。”

“最近、お肉ばかり食べていたから焼き魚を買ってみようかな。”

 

 

と、自分のカラダに

本当に食べたいものは何か、を聞く事が大切です。

 

 

本当に食べたいものなんて、分からない!

 

 

そんな時は、

・和食中心

・旬の食べ物を食べるということを意識する

のはいかがでしょうか。

 

 

私は、ボンラパスというスーパーが好きなのですが

ボンラパスは、お店に入った瞬間に

その時の旬の食材が並べられていることが多いです。

 

旬の食材を見ると、

ああ、もうすぐで夏がやってくるな。とわくわくしたり

 

大好きなアスパラガスがあると

それだけで嬉しくなります。

 

 

 

旬のものを食べると、カラダは喜びます。

 

 

体調がなんとなくすぐれない時。

 

旬の野菜をさっと蒸したものに

塩をつけて食べるだけで

 

ほっと落ち着きます。

 

 

ごはんを自分で作ると

何が、どれぐらいの量入っているのか

が分かります。

 

 

その食材たちが、カラダの中に入って

カラダを作っている。

 

と意識するだけでも

普段の食生活が変わってくると思います。

 

 

 

今日は、なにを作ろうか。

 

(グルテンフリーのペンネで作ったパスタ。
アトピー体質の私に嬉しい食材たち。)

 

 

 

ゴールデンウィーク真っ只中。

 

 

普段、食事を作らないの。

という方も

自分が好きな料理を

インターネットで作り方を調べながら

ゆっくり作ってみるのはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

自分の為に一生懸命作ったごはんは

どこの店よりも、きっとおいしいです。

 

 

(管理栄養士 笹村望)