ダンサーがよろこぶストレッチ
こんにちは、理学療法士の山本です。
まだまだ寒いですね~
今日は来院される方のなかで、バレエやダンスを趣味でされている方々が
とってもよろこぶストレッチをご紹介します。
これは私の好きなピラティス道具のところでもご紹介させていただきました
バレルというエクイップメントです。
いろいろ使い勝手がよく、私もいつか家に買いたいな~!とか言ってたあれですw
エクササイズの名前ではleg stretch seriesというのですが、
これは上げている足の太もも前面をのばすストレッチです。
ダンサーは太もも裏のハムストリングスは基本軟らかい方が多く、
よく前屈してみて~とかいうと床に手のひらがべた~っとついちゃいますよね。
だから全身やわらかいイメージがあるのですが、
実はその反対側にあたる太もも前面の大腿直筋などガチガチの方が多いんです。
バレエなどしていない方のほうが
むしろその部分の柔軟性があることだってよくあります。
しかもそこが硬いってことに気づいていない人が多いのも事実。
柔軟性ってハムストリングスだけじゃないんだけどなぁ。
太もも前面が硬いままでは後ろに足を上げる動作(バレエではアラベスクとかいうんですけど)、
本来主に股関節を伸ばしてする動作ができなくなって、
代わりに腰の一部分をすっごく反らしてあげちゃう癖がついてしまいます。
それを毎日のレッスンの中で続けていくと腰は悲鳴をあげちゃいます。
腰はそんなに強くないです。
なので、やはり股関節!股関節のケアをしっかり行ってほしいと思っています。
写真のようにセルフでしてもらったり、
ここで少し私たちが骨盤が正面を向くようにストレッチかけたりすると、
「うわ~のびる~~~気持ちいい!」とよろこびの反応が見れたら
私たちもハッピーになります。
日々の自分の体の状態、もう一度みなおしてみませんか。